「東京マグニチュード8.0」
当たり障りのないファミリー向けパニックアニメ?(変な表現)かと思いきや、最後にはやられました。
中学生のお姉ちゃんの厨二病成分が際立ってる分、小学生の弟君が良い子過ぎて、そのオチには泣かされました。
親との関係がうまくいかない思春期全開の中学生お姉ちゃん。せっかく夏休みが始まるのに、親は共働きで、どこかに連れて行ってもらう予定すらもない。
そして険悪なムードになる姉と両親。その狭間で、小学生の弟君は、お姉ちゃんにお台場のロボット博に連れて行ってとせがみます。嫌々ながらそれを了承するお姉ちゃん。二人はロボット博へ。
そして、タイトル通り東京を大地震が襲います。
その巨大地震は、関東大震災さながらで、交通機関や通信手段をすべて破壊します。あの東京タワーですら横倒しです。
そんな大災害の中、幼い姉弟は無事に家に帰ることができるのか。
このアニメね「明らかにそうであろう」と言う部分ですんなりその"答え"が見えてしまうのだけど、だけど不思議とそれを理解したくないという視聴者側の身勝手な感覚が働いてきてしまうんです。
オチがわかっちゃった!と言うことが、なんとなく空しいというかね。
とにかく、独身のおっさんや若者や子供が見るよりも、このアニメは子を持つ親が見ると心が割れるほど辛く悲しい気持ちになるアニメではなかろうか。
「ひぐらしのなく頃に・1〜2期まで」
言わずと知れた、なので多くは語りません。
今更ながらにアニメの方で見ました。
取りあえず言いたいことは、ホラーとかグロとか推理とか、そんなことよりも
沙都子が苛められたり虐待されて、「にーにー助けてー ア”−ッ」って泣き叫ぶシーンを直視することが出来なかった。可哀そう過ぎて可哀そう過ぎて、なぜかそんなシーンでボロボロ泣いてしまう自分がいる。
普段の小生意気なお嬢様口調の沙都子の「強がり」が、余計に本当の沙都子の悲しくて辛い境遇に重なって、涙が止まらなくなる。あのちょっと掠れた声の声優さんも相当良いよなぁ、と思ってたら声はかないみかさんなのね。声優の知識がこれっぽっちもないボクですら名前は知ってるわ。
posted by akurou at 21:46|
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雑記