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2014年12月05日

身体

体調崩してからひと月経ちますが、相変わらず何かがおかしいです。
今まで不摂生して自分を痛めつけてきたツケですね。
肺のレントゲンやらCTスキャンやら、色んなことで出費が嵩んだり、精神的に参ってしまったり。
身体の不安は精神的にも大きなダメージ。絵を書くことすら辛くなるんですね。

そんな中で見た映画「レスラー」は、ミッキー・ロークの渾身の主演作品。

スポットライト。多くの客。歓声。そんな華やいだ絶頂期から20年。初老を迎えた一人のレスラー「ランディ」の物語。
身体は衰え、ズタボロで、人気も陰り、彼を慕って会場にやってくるファンも数少なく。

リングに上がり血反吐を吐き突き進み続けた彼が、年を取り、振り返ると、心のよりどころとなる人間は誰一人いなかった。
それでも、彼は現役でリングに上がり続ける。

不意に襲ってくる孤独感に、慰めを求めて通い続けるトップレスバー。唯一自分の心を優しく包んでくれる商売女に、仕事上のサービスとわかっていても、愛情を抱いてしまう。
そんな中、彼に突然襲い掛かる病。心臓をバイパスで繋ぎ、医者から「もう二度とリングには上がれない」と死刑宣告を受ける。

リングに上がれなくなり、始めて自分が、何もかもなくなってしまったことに気づく。
失ってしまった家族。関係を断ち切られた一人娘。
病になってから滅入る心のより所に、どうにかその糸をもう一度結びなおし、自分の支えになってもらいたいと娘を訪ねる。

リングを離れ、生きていくために仕事を探す。
全うな仕事に就き、自分の素性を隠し、けしてリングネームを知られないように、人々に紛れようとした。
「ランディ」この名前を知られてはいけない。あの栄光の日々、彼の人生はプロレスラー「ランディ」であり、今スーパーの惣菜コーナーで年寄りや主婦の相手をしているこの男は何者でもないのだから。

彼の最後の決断と、ファンへの言葉。
「あいつはもう終わった、やめたほうがいい。俺にやめろ(引退)と言えるのは、ファンだけなんだ」

そして、彼は二度と立てないはずのリングに上がり、ラムボムを決めるのである。


だって俺には"それ"しかないんだ。それがなきゃ、生きていくことさえ苦痛でしかないんだ。
という心の声が、ボクの生きている絵と重なって、悲しかった。



自由に駆けるしか 芸のないポニーを
見たことがあるならそれが俺

通りを這って進む 脚1本きりの犬を
見たことがあるならそれも俺

あちこちを訪ねてその戸口に立ち
身をすり減らして去る その繰り返し

でも血を流してあんたを満足させた

これ以上ほかに 何をもとめるんだ
これ以上ほかに 何をもとめるんだ

中味は砂粒と草だけの案山子{かかし}を
見たことがあるならそれが俺

風に虚しく殴りかかる 片腕の男を
見たことがあるならそれも俺

あちこちを訪ねてその戸口に立ち
身をすり減らして去る その繰り返し

でも血を流してあんたを満足させた

これ以上ほかに 何をもとめるんだ

安らげるものを 俺は遠ざける
この安息の地には 留まれない

信じられるのは この砕けた骨とアザ

自由を求めてもがく片脚の男を
見たことがあるならそれが俺



posted by akurou at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2014年11月05日

久々の週末映画

近年は映画を見て、その事について騙りたいと思えるほどの作品がなかったような気がします。
ところが、この3連休で見た映画は立て続けに何かを言いたい作品でした。


★L.A コンフィデンシャル
もう3度目くらいの鑑賞になります。
ボクにとって「七人の侍」のように短期間で何度でも見れる作品と、
少し間をおいてから繰り返し見ることで新しい発見や、さらにその映画が好きなるパターンがあるようです。
この作品は正に後者で、5~6年置いて見たためか、前回見たときに味わえなかった新鮮さを感じました。

何度見てもラッセル・クロウ演じるバドがカッコ良いと思うんですが。
今回はガイ・ピアース演じるエドに感情移入している自分がいました。

物語は1950年代のロスアンゼルス。
暗黒街のドンが逮捕されたことを切欠に、マフィアの権力争いが苛烈を極める混沌とした時代。
3人のタイプの違う刑事たちが、ある警官殺しの事件を追う中、
麻薬と売春、そしてマフィアの抗争に関わりのある大きな黒幕とその真相に迫るまでを描く熱血刑事ドラマ。

バド=ラッセルクロウ
実の父親が母親を殺すと言う悲劇を背負った刑事。
女性に暴力を振るう男に異常なまでの憎しみを持つ。
並外れた腕っ節を持ち、猪突猛進タイプだが、時に冷静に事件を捜査するセンスも持つ。
ある刑事殺しの事件では、殺されたのは彼の元相棒だったから、
この事件に対する彼の執着もすさまじい物があった。
警察としての仲間意識も強く、仲間を売り飛ばしたエドを心底憎んでいる。

エド=ガイ・ピアース
殉職した亡き父親は優秀な警部で、彼はその遺志を継ぐような形で警官になった。
野心があり、父親を超えたいと願うエドは、元々正義感の強い男で、間違ったことを認めない生真面目な男。
頭は切れるが、出世願望の強い所謂エリート思考が災いし、仲間との溝も深い。
そんな中、警官の暴行事件の証人として出廷し、結果として仲間を売る形となる。
コレを期に彼は上層部に好かれ殺人課の警部補へと大出世するが、警官仲間との軋轢は深まり、孤立して行く。
そんな中、 警官殺しの事件が起きる。
孤立した彼は、唯一頼れる刑事ジャックを説き伏せコンビを組み、事件解明に奔走する。 

ジャック=ケビン・スペイシー
本業の刑事とは別に、人気ドラマ「名誉のバッジ」の監修・顧問を担っている。
甘いルックスとおしゃれな性格で、映画俳優との交友も広く、社交的。
到底骨太な刑事が本業とは思えない男。
あるとき、警官数人が事件の容疑者を暴行する現場に居合わせ、自らも容疑者に手を下してしまう。
エドと上層部から、その件でドラマの顧問を下ろすとゆすられ、仕方なく仲間を売る側になってしまう。
もともと頭も切れ、刑事としての素質の高いジャックは、エドと共に警官殺し事件を洗う中、
いち早く事件の黒幕に近づいてゆく。

とにかく、熱く、そして見ごたえが素晴らしい映画。
話にグイグイと引き込まれるとはこのこと。まったく無駄のない脚本。
元来、日本の刑事ドラマのちゃちな設定でこの手の話を毛嫌いしていたが、この映画に至っては映画史上に残る珠玉の作品です。
謎が謎を呼ぶサスペンス要素。
暗黒が支配する時代。フィルム・ノワール。
男と男の熱いバトル、友情、そして美しい女とロマンス。 

これは見ないと絶対に損をする映画と言っても過言ではない。


 


 
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2010年03月27日

もうね

久しぶり過ぎてなんなの?って感じなんですが

観た映画です。期間空き過ぎて思い出せないタイトルとかあるんで…少なくとも開いた期間中に200本くらいは観たかもしれないです…で、印象に残ったものだけ

迷宮の女
バンズラビリンス
地獄の黙示録 DC版
知らな過ぎた男
ジャスティス
ダークシティ


とりあえず連打

posted by akurou at 05:19 | TrackBack(0) | 週末映画

2009年02月13日

13の金

と言うことでホラーを大量に漁ってきました。

ザ・フォッグ
ダーク・ウォーター
REC(韓国のでは無いです)
機械仕掛けの小児病棟
痩せゆく男
シャイニング



ミスティック・リバー
シティ・オブ・メン

RECはモロにL4Dのウィッチが出てきた吹きました。いや、多分バルブさんが参考にしたんだろうけど。ここ最近見たホラーの中ではかなり面白(怖)かったです。
内容はブレア・ウィッチ+28日後。そんな感じ。オススメ。

で、その監督が作った原題「フラジール(何故か「機械じかけの小児病棟)」は、古典的な幽霊話でちょっと残念。幽霊自体がちょっと面白いデザインで好きですが、話がベタ過ぎてどうも僕的にはダメ映画でした。


posted by akurou at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2008年12月17日

映画引きこもり

ツォツィ
ユナイテッド93
風林火山
禁じられた遊び
オーメン
燃えよドラゴン
博士の異常な愛
40歳の童貞男
ヒッチャー08
ダークナイト
ホットファズ
posted by akurou at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2008年02月06日

ひさびさ

◇キサラギ
あらすじ――
2月4日。自殺したアイドル『如月ミキ』の一周忌。ファンサイトで知り合った5人の熱烈なファンが集い、如月ミキの生前を尊ぶ会を催した。
ところが、話は思わぬ方向へ。

一人の男が言う。
「如月ミキは他殺だ!」

如月ミキに対する5人の接点と、彼女の自殺の真相が様々に交差してゆく――。

話は強引ながらも中々よく作りこまれていて面白い。
ただただ、役者の演技が悲しいまでに空回り。あえて演劇調にしているのかそれとも…。

☆☆☆

◇東京ゴッドファーザーズ



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2007年12月07日

久々の週末映画 まとめ

旅行に行ってきました。水上&湯檜曽です。サイコー。

◇ロッキー・ザ・ファイナル

◇鬼畜

◇300

◇カリートの道

◇鉄コン筋クリート

◇隠し砦の三悪人

◇マッド・マックス2

 マッド・マックス サンダードーム


「VF5」と「ロストオデッセイ」と「勇者のくせになまいきだ。」を買って来ました。
いつやれんだ!?
posted by akurou at 14:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2007年08月28日

ここ最近のまとめ

◇仁義なき戦い
 ☆☆☆
 仁義なき戦い 広島死闘編
 ☆☆☆
 仁義なき戦い 代理戦争
 ☆☆☆☆
 仁義なき戦い 完結編
 ☆☆

◇マルホランドドライブ
 ☆☆☆

◇ザ・リング2(米)
 ☆

◇ロード・オブ・ザ・リング
 ☆☆☆☆
 二つの塔
 ☆☆☆☆
 王の帰還
 ☆☆☆☆
◇インファナル・アフェア 無間道
 ☆☆☆☆
 無間序曲
 ☆☆☆☆
 終極無間
 ☆☆☆
◇チング
 ☆☆☆

◇裸のガンを持つ男
 ☆☆☆

◇アメリカン・ヒストリーX
 ☆☆☆

◇キル・ビルVol.2
 ☆

◇オープン・ウォーター
 ☆

◇キョンシーズ
 ☆☆
posted by akurou at 16:22| Comment(1) | TrackBack(0) | 週末映画

2007年07月25日

溜め撮り

◇ゆれる
http://www.yureru.com/splash.html
オダギリジョーと香川照之は良いですね。女性から見た男兄弟ってこんなんなんだ。と関心しました。実際はこんな兄弟いねぇよ!ですけどね。
まぁ、切ない話。結局、弟のほうが全面的にウンコ野郎だったって事でおk?

にしてもオダギリは絵の参考になるルックスしてますよね。男でも惚れるな。

☆☆☆

◇シン・シティ
http://www.walkerplus.com/movie/special/sincity/
ギャー!カッコよすぎる!何これ!なんてスタイリッシュなんだよ!
最近、モノクロの仕事あったんだけど、もっと早くに観て置くべきだった…。絵描きは見なくちゃ行けねぇよ。

にしてもロバート・ロドリゲス映画を観る度にその影響が絵に出るんだよな〜。デボン・青木もイカしてたなぁ〜。

☆☆☆☆

◇キル・ビルVol.1
http://cinesc.cplaza.ne.jp/killbill/
ん〜。田島昭宇さんキャラデザのアニメーション部分は凄かった。千葉真一はなんか臭いよ?この映画に限ってはかなりヤバイ。
全体的に雰囲気はアレだ、殺し屋1だ。

☆☆

◇グッド・ウィル・ハンティング
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD30832/
天才として成功の道を歩むか、ひとりの人間を愛し正直に生きるか。とても感動しました。

☆☆☆
posted by akurou at 18:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2007年07月20日

溜め撮り開放

忙しい時期に溜めておいた映画を一気に観ました。

◇ガタカ

◇火の鳥(実写版)

◇許されざるもの

◇ファーゴ

◇蜘蛛巣城

◇ロリータ(1997版)

◇ザ・リング

◇スリーピーホロウ

◇ジョニーは戦場へ行った

◇燃えよデブゴン7

◇ドラえもんのび太のアニマルプラネット

◇恐怖の報酬

◇A・I

◇シックスセンス
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2007年06月13日

ビッグフィッシュ

時間が無いので1本+α

◆ビッグフィッシュ
 ☆☆☆☆
 
 父親が語り続ける幻想に満ちた「大法螺自伝」。大人になった息子にとっては、嫌悪の対象でしかなくなっていた。やがて父親のホラ話が切欠で親子の関係さえも冷めてゆく中、息子は父親の死期が近い事を知る。
 
  
 良い意味でも悪い意味でティム・バートンらしさが出てる映画。リアルとファンタジーの中間に存在する「リアル」を描いたような作品で、僕なんかは観ていて「この親父さんはまるで自分だ」と妙に感慨深い気持ちにさせられてしまった。個人的にはシザーハンズよりこっちの方が好き。最後はほのぼのとして、清清しい気分になった。
 エンドロールが終わるまでその余韻に浸って居たいと思える数少ない映画の一つになった。

◆ダイバスターDVD1
 ☆☆
 
 この視聴者をなめきった感じがたまらない。ゆりっぺは何気にエロいぞ。同人の題材にしちまおうか。そしたらこの番組に取り上げられそうで怖いな。 

posted by akurou at 14:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2007年05月28日

タクシードライバー

◆タクシードライバー
☆☆☆
こういう雰囲気はすごく好き。しかしデ・ニーロもハーヴェイ・カイテルも若いなぁ。ジョディ・フォスター萌えだなぁ。

◆28日後
☆☆
ゾンビ、ドーン・オブ・ザ・デッド、アウトブレイクを一まとめにしたような映画。

◆時をかける少女
☆☆
青春モノとしては良作。キャラデザも三ツ星。ギャグも面白い。時間旅行をテーマにした物としては相変わらずのご都合主義&ひねりのない凡作。
もっと若い頃にみたかった。

◆ベロニカは死ぬことにした

真木よう子のおっぱい。以上。
posted by akurou at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2007年05月19日

久々の映画

◇運命じゃない人
 ☆☆☆☆
 脚本が良く練られていて面白い。なかなか凝った創りのラブコメディ。面白いです。

◇呪怨(Vシネマ)
 ☆☆
 ツッコミどころは満載なんだけど、ジャパニーズホラーとしてはNO1だと思う。

◇マスク(1985)
 ☆☆
 エリック・ストルツ若い。何気に、良作だったりする。

◇ブラックレイン
 ☆☆
 松田優作に尽きる。話はベタ。

◇ブレードランナー
 ☆☆
 世界観に尽きる。話はベタ。

◇硫黄島からの手紙
 ☆☆☆


最近、CSで見たマッスルプロレスにはまってます。
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2007年02月22日

時計じかけのオレンジ

観よう観ようと思っても中々手が出ない映画ってありません?
タイトルの映画は本当にそんな映画。
ついに借りてみました。

いや…スゲェよこの映画。アートだよ。
脳みそにバチバチくるよこの映画。台詞回しがぶっ飛んでてなんかどっかに飛んで行っちまうような気分。

スゲェ映画だぞコレは。
見終わった後、絵が描きたくてたまらなくなった。
posted by akurou at 14:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 週末映画

2007年01月09日

初映画

さて、年明けてはじめての週末映画ですが、スゴイ作品に当たってしまった!


◇変態村

◇小さな恋のメロディ

◇旅立ちの時

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2006年10月20日

週末映画 8

◇マッドマックス

◇マッドマックス2

◇東京裁判 上下

◇キッド チャールズ・チャップリン

◇ペット・セメタリー
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2006年10月14日

週末映画 7

◇砂の器
(1974 日)
ひとつの殺人事件。犯人を追う刑事はある親子とその悲し過ぎる過去にたどりつく。
ハンセン病と言う重い題材をテーマに創られた傑作サスペンスドラマ。

中盤までは刑事たちの捜査が主。後半からはその真実を丹波哲郎演じるベテラン刑事が語り部となって話し始める。
その悲しすぎる過去。犯人の父親でハンセン病患者を演じた加藤嘉の重く壮絶な演技が涙を誘った。テーマが重いだけに何度も観たいと思う映画ではないが、一度は観るべき映画だと思う。

★★★--

◇激突!
(1971 米)
スピルバーグの出世作といっても過言ではないでしょう。
あらすじなんてものは特に無いのであれなんですが…。
要するに『逆切れ』の話。車に乗る人ならそこらのホラー映画よりも怖い映画じゃないですかね?

★★★--

◇キャスト・アウェイ
(2000 米)
無人島生活って憧れるけど、この映画観たらそんな思いも無くなります。
とにかくイタ〜イ映画で。あ、普通に”痛い”という意味です。
あんまり評判は良くなかったですが、僕はこういう映画好きですね。ラストの切ない余談も僕的にいい〆方だと思いました。

★★★★-

ギャング・オブ・ニューヨーク
(2002年 米・独・伊・英・和蘭)
いきなりですが、やっぱスコセッシは合わない。
以上。

★----
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2006年10月06日

週末映画 6

◇ジャッジメント・ナイト
(1993年 米・日)

う〜ん…どういうジャンルの映画なんだろう。バイオレンスなのかアクションなのか、あるいはホラーなのか。どっちにしろ怖いのは確か。

あらすじはこんな感じ。
とある片田舎に住む元ヤン(今は更生して"ある程度"まとも…でない奴もいるが)の4人組が、ボクシングのタイトルマッチを見るために豪勢なキャンピングカーを手配して都会へ向かう。ところが高速は大渋滞で、試合に間に合わない。急いだ彼らは下道で会場へ向かおうとそこから程近い出口で降りるのだが、そこはまるでゴーストタウンで、法の行き届かないギャングたちの巣窟だった。
彼らはそこである事件に巻き込まれ、恐ろしいギャングたちに夜通し追われる羽目になる。


とにかく、ギャングの親玉役デニス・レアリーのイカレタ演技が良い。出演者全員食われちゃってるもんな。エミリオ・エステベス(チャーリー・シーンの兄)なんか大好きな役者だけど、存在感なかったな。
真夜中に見ると一際、恐怖感が伝わってくる映画でした。

★★★--

◇天国と地獄
(1963 日)

久々の黒澤映画。豪華キャストのクレジットを見ただけでもヨダレが出るぜ。

その日、大手靴メーカーの重役である権藤(三船)の息子を誘拐したと、一本の電話が鳴った。
犯人は3000万円の身代金を権藤に要求するが、実は権藤の息子は誘拐されておらず、実際に誘拐されたのは“彼の使用人の息子”だったから大変だ。
はたして、権藤は使用人の息子のために身代金を支払うのか。また、犯人は何者なのか。水面下で動く刑事と犯人との駆け引き。そして事件に巻き込まれ翻弄する権藤の運命をシリアスに描いた傑作。

実に面白い。単に2時間もののサスペンスドラマ調ではあるが、そこはさすがの黒沢。緊迫感が段違い。
犯人の手がかりを見つけてからの警察の動きにグイグイと引き込まれる。
ラストでの“犯人の動機”の部分はいささか幼稚なような気もするけど、他の部分がそれを補って余りある良い映画でした。

★★★★-

◇メノット
(2005 日)

藤本綾のおっぱい。以上。

-----

◇ディアハンター
(1978年 米)

ロバート・デ・ニーロ、クリストファー・ウォーケン、ジョン・カザール・メリル・ストリープと若き日の大物が揃い踏み。

ベトナム戦争に出征する若者がいた。町に残った若者もいた。親友だった彼らは、戦争から戻ると昔のままではいられなかった。
ベトナムから帰還したマイケルは、共にベトナムに向かい、その後行方不明になったニックの消息を知る。そして、彼をアメリカへつれて帰るために、陥落寸前のサイゴンへ再び向かう…。

ぶっちゃけ退屈な映画。とにかく退屈で長い。だけど見終わった後に心にひどく残る。切ない気持ちになる映画。
けしてお勧めできないけど、少しでも興味があれば見て欲しい映画。
矛盾してるし。

★★★--
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2006年10月01日

週末映画 5

◇不法侵入
(1992年 米・日)
要するにストーカーの話なんだけど、その役を演じたレイ・リオッタが怖すぎる!

ある日、建築家?の金持ち夫婦の家に強盗が入る。犯人は美人妻(マデリーン・ストゥ)の首にナイフを突きつけ逃走するが、幸い怪我はなく、夫婦はすぐに警察を呼んだ。しかし、その際に呼んだ警官の一人が、この美人妻に一目ぼれしてしまう…。

何度も言うが、レイ・リオッタが怖すぎ!一緒に見ていた相方も思わず「怖い!」と青くなっていた。
役者名利に尽きるとはこのことだけど、彼を別映画で見るときトラウマになりそう。実際、『コップランド』とか被るし。

★★★--

◇青い相姦
(2000年 独)
正直言うと、官能映画と思って借りた。いや、時々、フランスの濃厚で哲学的な官能映画が見たくなるときがあるんです。タイトルからしてその類かと思ったら、ふざけやがって…。
ふざけやがってよぉ!!!
なんじゃコラ!!!
出てくるヒロイン格はみんなブスでスゲェ変なオッパイだし、全然エロクないし官能的でもないし。そのヒロインに対する主役の男もパッとしない藤岡弘みたいだし、もうこの世からなくなって良いんじゃない?
で、話は言うまでもなくクソの中に残ったスイカの種ほど語る価値もない話で、そういうことで。

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◇蝶の舌
(1999 スペイン)
ん〜、概ね5つのエピソードからなる話で、それらがすべて消化不良といった感じ。ラストの衝撃は胸に残るが、あまりに唐突過ぎて拍子抜けする。
総じて悪い映画ではないけど、深く残る映画かというとそうでもない。
ニュー・シネの方が深いな。

★★---

◇ヒトラー 最後の12日間
(2004年 独・伊・オーストリア)
ナチ側の視点から描いたヒトラーの伝記的映画。
ヒトラーの視点に立った映画ってのは初めてみたもんだから新鮮だった。
しかしこの役者ヒトラーに似てるな…。

映画としては良く出来ていると思う。如何せん、爆撃シーンの効果音がでかすぎる。

★★★--

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2006年09月22日

週末映画 4

◇道
(1954 伊)

難解(文学的?)な作品を創ることで知られるフェデリコ・フェリーニの作品。ざっと内容を話すと、エロゲーのランス。ランスを作った人は少なからず参考にしたんじゃないの?と思わせる。


貧しい大家族の長女であるジェルソミーナはある日、母親に1万リラで売り飛ばされてしまう。買った男は旅芸人のザンパノと言う男で、怪力を売りにする粗野で乱暴な大男だった。
ジェルソミーナは生まれつき少々、頭が弱かった。ただ、従順で純粋な性格だったから、ザンパノのもとで一生懸命、芸を磨いた。
ザンパノはというと、彼女をまるで奴隷のようにこき使い、夜は強引に自分の物にし、他の女とも関係を持った。

暫くして、ザンパノとジェルソミーナはとあるサーカス劇団の一座に加わる。そこでザンパノと旧知の仲で犬猿の中でもあった綱渡りの名人『キ印』と出会ってしまう。

キ印はジェルソミーナとは気が合うところがあって、芸を教えたりするが、それが気に食わないザンパノはついには暴力沙汰を起こしてしまう。

一座の皆が「あんなに乱暴なザンパノとは決別するべきだ」とジェルソミーナにここに残るように言うが、ジェルソミーナは迷っていた。
そんな時、キ印がジェルソミーナを励ます。

「君も何か役に立て。ザンパノは君を失ったら一人ぼっちだ」

ジェルソミーナは岐路に立たされた。


ネタバレ!含む
ジェルソミーナの選んだ“道”。それは間違っていようが正しかろうが、ジェルソミーナの道だった。

劇中『キ印』は言う。
「世の中に役に立たないものはない。こんな石ころにだって役目がある」
その言葉に励まされるジェルソミーナ。
ジェルソミーナはきっとザンパノの役に立っているんだ、と今まで生きる意味も見出せずに居たまどろみからまるでパッと抜けだしたかのような清々しい表情をする。特にこの場面が忘れられない。

この映画は人間の様々な内面が溢れている。

ザンパノは、粗野で乱暴だが、ただ彼は愛を知らない、愛を与える方法を知らない、そんなぶきっちょな男だっただけ。

ジェルソミーナは、頭は足りないが純粋無垢で、強引に自分を奪ったザンパノに好意的?(愛)な感情を寄せてしまったり、終始、不思議な雰囲気をかもし出す女の子。

ジェルソミーナの気持ちは、DVを受けている女性と同じで、暴力を受け支配されているのに、その男の下から離れられない。
「私が居なくなったらあの人、一人ぼっちだから」と、こんな具合。

ザンパノは体罰でジェルソミーナに芸を教えるが、キ印は褒めて褒めて、ジェルソミーナのやる気を出させて芸を教える。

本当に人間が学べる映画だ。


さて、ザンパノは結局、最後までジェルソミーナの気持ちに気づくことはなく、ある事件をきっかけに彼女の精神を完全に破壊してしまう。
そして、精神を病み全く芸が出来なくなった彼女を捨てて、ザンパノは旅を続ける。

何年も経って、年老いたザンパノはとある町で彼女の死を知る。
ラストで見せるザンパノの涙。
彼は溢れ出す嗚咽の中で、自分がしてしまった過ちと、虚無感に包まれた孤独な人生に初めて気づいたのではないだろうか…。

人間ってみんなそうなのではないだろうか。そう言うもんなんだ。
そう思うと、ザンパノとシンクロして涙が溢れた。


深く深く、胸に刻まれた映画だった。

★★★★★


◇イン・アメリカ
(2003 愛 米)
アメリカに渡ったアイルランド移民の家族の話。
末っ子のフランキーを幼くして亡くしてしまった両親とまだ幼い二人の姉が、その辛い記憶から立ち直ってゆく姿を描く。
全体的に、とってつけたようなエピソードを絡めて一本の筋に強引にくくりつけようとしている感じ。
そんなに貧乏なのになぜ父親は鼻っから定職につこうとしないのか。また死んでしまった息子のフランキーを思い出す際のあまりにも発作的な演出が煩わしくさえ感じる。
映画E・Tで感動できなかった俺は、その影響をありありと受け継ぐこの映画では見ていて苦痛とさえ感じるほどだった。

★----

◇バーバー
(2001 米)
コーエン兄弟監督作。
なかなか良く出来たサスペンス。因果応報とままさにこの事。

★★★--
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